「旗竿地」と聞いて、皆さんはどんなイメージを持たれるでしょうか?
「不動産の価値が低いのでは…?」「プライバシーが守られて住みやすいとも聞くけど…?」
ここでは、旗竿地住宅を建設する際のメリット・デメリットを分かりやすく解説いたします!
旗竿地へ住宅を建設するメリット
旗竿地を選ぶメリットは、「防犯性とプライバシーが高い」ことです。
一般的に、一戸建てはマンション等に比べて防犯性は劣ります。
また、道路に面している家の場合、人の行き来が盛んなため、家の中に居ても意外と人の目を感じることも…。
一方で「旗竿地」は、中に入り込んでいるため、家から玄関までには人の目があり、侵入者が入ってくるリスクが格段と減るのです。
また、「価格」面でもメリットは大きいです。
同じエリアでも、旗竿地であれば最大約20%減で土地を購入する事が可能です。
同じ予算であっても、一回り大きい土地・家の購入が検討できますね!
また、道路に面していないため「静かな環境で暮らせる」事もメリットです。
入口が大通り沿いに面していたとしても、住宅は中に入り込んでいるため、静かな環境で暮らす事が出来ます。
価値が低いなどと言って敬遠されることもある旗竿地ですが、メリットも沢山あるんですね!
旗竿地へ住宅を建設するデメリット
次に、旗竿地に住宅を建設するデメリットを見てみましょう。
まずは「ライフラインの費用」からです。
旗竿地は、奥まった部分に住宅があるため、水道やガスの引き込みを実施する際には料金が高くかかります。
目安としては1mで1.5万円。
電線を引き込むための工事費用も余分にかかりますので、その辺りについては一度、業者の方に予算の目安を確認するようにしてください。
また、ゆくゆくの将来を考えた際「解体費用が高くなる」可能性がある、というデメリットがあります。
ただし、これは解体重機が入らない土地の場合ですので、竿の部分の幅が3m以上あれば問題は無いでしょう。
元々、住宅を建てるルールの中で「敷地が道路に2m以上接していなければいけない」という決まりもありますので、竿の長さも購入の際には一度確認をしてみてください。
まとめ
以上、簡単ではありますが、「旗竿地に住宅を建築する際のメリット・デメリット」について解説致しました。
「旗竿地」と聞くと「あまり良くないのでは…?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、プライバシーが守られたり、静かな環境で暮らしたい…という方にはむしろオススメの土地です。
価格の面でも、しっかりと家族吟味をしながら、満足のいく住宅を建築できるよう相談しましょう。
私たち株式会社めいしん不動産では、旗竿地の土地も取り扱っておりますので、お気軽にお問い合わせください。