中古一戸建てを購入する際には、実際にその家に行って家の状態を確認する事が大切です。
その際に、ただ何となく見ているだけだったり、デザイン性にばかり気を取られていたりすると、購入後に後悔するかもしれません。
気になる事があれば、同行している施工業者などに確認しましょう。
では、購入予定である中古一戸建ての内覧時にチェックしたいポイントについてまとめてみました。
中古一戸建て購入時に注意したい内覧チェックポイント 室内編
室内では目に見える汚れや損傷にばかり目が行くかもしれませんが、ちょっとした不具合であればリフォームで十分に修復できます。
特に気を付けないといけないのは、修復が困難であったり、できなかったりする部分に対してのチェックです。
加えて、修復は家主がやってくれるのか、いつやってくれるのか、それとも自分達でやらないといけないのか、も大事になってきます。
内装の不具合
壁紙が浮いていたり、建具がきしんでいたり、床が歪んでいたりするなど、いろいろな不具合が想定できます。
特に考えなくてはいけないのは、「なぜそうなったのか」という点です。
例えば、壁紙に落書きがあるのは貼りかえれば済む話ですが、下の壁部分から水漏れして浮いている場合などは修復が大変です。
床が傾いていたり、建具がゆがみで開けづらかったりするなどの場合は、家そのものが傾いているかもしれません。
間取り
スケルトンリフォームを行う際は、木造軸組の住宅であれば室内の間取り変更もできます。
しかし、そこまで大規模なリフォームする予定がない場合や、間取りを変えられない2×4住宅などは部屋の数や広さが十分か検討しましょう。
特に内覧のときは家具を置いていないため、部屋は広く見えがちです。
メジャーを持って内部を測り、家具を置いた場合の見取り図を書いてみるといいかもしれません。
収納
部屋を広くとるために、収納を少なくしている住宅も多くあります。
収納の数が十分か、また収納の位置が高すぎて使いにくくないか、など確認しておきましょう。
風通しや騒音
風通しや騒音は変えられない上に、現地で実際にチェックしてみないと分からないポイントです。
必ず窓を開けて、風が入ってくるか、日当たりはどうなのか、など確認しましょう。
中古一戸建て購入時に注意したい内覧チェックポイント 室外編
室外は、建物そのものの劣化状況が見えてくるところです。
ひび割れなど、見落としのないようチェックしましょう。
基礎のひび割れ
基礎のひび割れは、地盤そのものがゆるい可能性もあります。
ひび割れがない方がいいですし、あった場合には修復できる程度のものなのか、きちんと調べましょう。
外壁のひび割れ、汚れ
外壁もその中古住宅のコンディションを知る大きな手掛かりです。
ひびの有無や、充填剤の劣化状況などを確認しておきましょう。
鉄部分のさびや損傷
室外の鉄部分のさびや、損傷も放っておくと危険です。
内覧時にきちんとチェックし、必要に応じて修復しましょう。
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まとめ
内覧をしているときに気になったことは、同行している施工会社の人などにきちんと確認しましょう。
中古住宅ですから、場合によってはある程度の修復は必要かもしれません。
売主が修復してくれるのか、自分たちが修復しなくてはいけないのか、修復してもらえる場合はいつ修復してくれるのかを明確にしましょう。
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