戸建てにサンルームは必要?サンルームのメリットとデメリットとは
2020-03-31
太陽光がたっぷり入り、生活を快適にしてくれるサンルームに憧れを抱く方も多いと思います。
しかし、憧れだけで戸建てにサンルームを取り入れて大丈夫でしょうか?
導入する前にサンルームの特徴や注意点を知り、本当に必要かどうかを考えてみましょう。
ここではサンルームとはなにか、導入するとどんなメリット・デメリットがあるかをご説明しますので、ぜひ参考にしてください。
サンルームとは、ガラス張りの窓や屋根に囲まれた部屋で、太陽の光をたくさん取り込める空間のことです。
バルコニーの代わりとして外にせり出す形で設置されますが、明るく開放的なので、居室と同じように使うこともできます。
・雨の日でも洗濯物を干せる
サンルームは陽当たりがとてもよいため、ランドリースペースとして活用できます。
また、屋根があるため雨の日や風の強い日、花粉が飛散する時期でも気兼ねなく干せるのがメリットです。
サンルームがあれば、天気を気にせず外出できるのもメリットではないでしょうか。
・子どもの遊び場やペットの居場所にもなる
サンルームは子どもの遊び場や、ペットの居場所としても活用できます。
「大型犬を室内で飼うのは難しいけれど、外で飼うのは可哀そう…」という場合にもピッタリですし、サンルームなら目が届きやすいので子どもの遊び場としても重宝します。
・省エネ性がアップする
サンルームを設置すると、二重構造になり断熱性アップが期待できます。
暑いときや寒いとき、家と外のクッション代わりとなってくれるのもサンルームのメリットです。
戸建てを購入するときぜひ取り入れたいサンルームですが、デメリットにも着目し、導入を検討してください。
・夏は暑い
先述した通り、サンルームは太陽光を取り入れる構造になっているため、真夏はサンルーム内にいられないほど暑くなるのがデメリットです。
サンルームの目的や価値がそこにあるため仕方のないことですが、ガラスを断熱性に優れたものにするなど、解決策を見つけておくとよいでしょう。
・固定資産税に注意
サンルームは居室と同じ扱いとなり、延べ床面積に含まれるため固定資産税がかかります。
・メンテナンスが大変
部屋の一部でありバルコニーとしての要素もあるため、メンテナンスが大変というのもデメリットです。
ガラス張りゆえに汚れがたまると見た目にも影響するので、日々お手入れすることが望ましいでしょう。
戸建ての生活をワンランクアップさせてくれるサンルームは、ぜひ取り入れたい空間です。
注意点にも着目しながら、家族にとって本当に必要な場所かどうかを考えてみてください。