新築の一戸建てを建てようと思った際に、外観や内装、また設備などこだわりたい部分はたくさんありますよね。
外壁材もさまざまで、見た目はもちろんのこと、性能や耐久性などにそれぞれ特徴があり、コストも違います。
そこで今回は、一戸建ての購入を検討している人へ向けて、外壁材のなかでも人気がある「サイディング」についてご紹介します!
一戸建ての外壁にはサイディングがオススメ!種類や特徴とは?
外壁材とは、家の外回りを構成する素材を指します。
外側を仕上げる素材なので、家を風や雨、また紫外線から守る役割をしています。
さらに家の外観デザインにも影響するので、色柄や風合いなど、好みのものを選びたいですよね。
今回ご紹介するサイディングとは、家の壁に貼りつけて仕上げる板状の外壁材で、窯業系・樹脂系・金属系・木質系の4種類があります。
<サイディングの種類や特徴とは>
窯業系とは、セメント質と繊維質を混ぜてつくったもので、デザインが豊富な点や、コストも低めなことから人気があります。
雨水で表面の汚れを落とす機能や、遮音性・防水性にも優れていますよ。
しかしほかと比べて耐用年数が短い点はデメリットです。
樹脂系には、塩化ビニル樹脂が使われています。
軽量で耐久性があり、撥水性にも優れていますよ。
また顔料が練り込まれているため、再塗装の必要がありません。
しかしデザインのバリエーションが少ない点がデメリットといえます。
金属系とは、成形した金属の板に柄をつけたもので、スチール・アルミ・ステンレスなどの種類によって耐久性やコストに差があります。
スチール系はデザイン性が高く、アルミ系は錆びにくい点がメリットです。
ステンレス系はコストが高く、一般的にはあまり使われません。
木質系とは、天然木の表面に塗装を施したもので、木の温かみを感じさせるデザインがメリットです。
最近では不燃処理を施し、防火性や耐久性が高いものが増えています。
しかし定期的なメンテナンスが必要なので、その分コストもかかります。
ほかに一戸建ての外壁に使用されるモルタルと比較すると、コスト面でも耐久性でもサイディングのほうが優れていますよ。
一戸建ての外壁に使用したサイディングを再塗装する目安とは?
どの外壁材でも年数がたてば劣化するので、定期的に点検しメンテナンスをする必要があります。
<サイディングを再塗装する目安とは>
一般的に一戸建ての外壁を再塗装する目安は、7年から8年だといわれています。
目で見て、ヒビ割れや反り、コーキング材が欠けている部分が見つかった場合は、業者にメンテナンスを依頼しましょう。
また外壁を触って手に白い粉がつく状態は、防水効果が薄れているせいなので、再塗装の目安と考えられます。
まとめ
今回は、サイディングの種類や特徴、また再塗装の目安についてご説明しました。
一戸建てを建てようと考えている人は、デザイン性や耐久性・コスト面などを考慮しながら、外壁材選びの参考にしてくださいね。