不動産購入の手続きにおいて、重要事項説明とはどのような説明なのか、今ひとつピンとこない方も多いかと思います。
重要事項説明においては、あらかじめ何を確認すべきか把握しておくことが大切です。
今回は、不動産購入における重要事項説明について、物件や取引条件の説明について確認すべきポイントをご紹介します。
不動産購入時の重要事項説明での確認ポイント①~物件説明編~
不動産購入時の重要事項説明において、物件の説明についての確認ポイントを次に示します。
物件に相違ないこと
物件の所在地や面積を確認し、対象物件と相違ないことを確認しましょう。
抵当権が設定されていないか
抵当権を抹消し引き渡すのが不動産売買契約の条件であり、抹消されていない場合はその抵当権を引継ぐことになり、住宅ローンの利用にも支障をきたす事態になりかねないため、抵当権が抹消されていることを確認しましょう。
法令に沿った物件であるか
物件が建築基準法や都市計画法をはじめとする各種法律や条例に準拠していることを確認しましょう。
インフラの整備状況
生活するうえで欠かせない電気・ガス・水道について、きちんと整備されているか確認しておきましょう。
物件の管理状態の良し悪し
設計図面や行政の許可証の有無など、きちんと管理されているかをチェックし、古い物件の場合は、アスベストの使用状況や耐震性などについても確認しましょう。
物件が災害区域かどうか
物件の所在地が土砂災害や津波災害などの警戒区域となっていないかどうか、ハザードマップと併せて確認しましょう。
不動産購入時の重要事項説明での確認ポイント②~取引条件編~
次に、重要事項説明において、取引条件の説明についての確認ポイントをご紹介します。
物件価格以外にかかる費用
固定資産税などの税金やマンションの管理費など、物件の代金のほかにかかる費用について確認しましょう。
契約の解除について
契約を解除する方法や、解除した際の違約金や損害賠償などはどうなるのか、確認しましょう。
住宅ローンの借り入れ条件
住宅ローンを利用する場合は、借り入れ先や借り入れ額、借り入れ期間など、重要事項説明書の記載内容に間違いがないか確認しましょう。
契約不適合責任について
契約後、物件に何らかの不具合が見つかった場合、売主はどこまでの範囲で責任を負うのか、あとからトラブルにならないようしっかり確認しておきましょう。
まとめ
今回は、不動産購入における重要事項説明について、物件と取引条件の説明について確認すべきポイントをご紹介しました。
物件の購入においては、今回ご紹介した重要事項説明の確認ポイントを事前にしっかり押さえておくことが大切です。
不動産購入の際のお役に立てれば幸いです。
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