不動産を購入する際、多くの方は住宅ローンを組むでしょう。
しかし、住宅ローンは利息の支払いなどで本来の購入金額よりも多くの費用がかかるため、一括購入を選択する方もいます。
今回は、不動産を一括購入するメリットや注意点、現金で購入する際の諸費用についてご紹介します。
不動産を一括購入するメリット
不動産を一括購入するメリットは、主に3つあります。
●金利の支払いがなくなる
●保証会社に支払う保険料や団体信用生命保険料が不要
●不動産の購入がスムーズ
ローンを組む際には、元本以外に金利の支払いが必要となりますが、一括支払いの場合は金利の支払いがありません。
また、団体信用生命保険など、住宅ローンを組んだ方が亡くなったときのための保険に加入する必要もありません。
さらに、住宅ローンの申請や審査待ちをする必要がないので、不動産購入の手続きがスムーズに進みます。
人気物件である場合、一括支払いをすることで、他の購入希望者よりも有利に契約を進めることが可能です。
不動産を一括購入する際の注意点
不動産の一括購入には多くのメリットがありますが、注意すべき点もあります。
●住宅ローンの控除が受けられない
●税務調査が来る可能性がある
住宅ローンの控除は、最大10年間、住宅ローンの残債の1%分の税金控除が受けられるものですが、一括購入すると住宅ローンの残債がないため、住宅ローン控除は受けられません。
また、大きな金額が動くため、その資金がどこから来たのか、贈与で得たものではないか調査するために、税務調査を受ける可能性があります。
もし贈与であれば贈与税の支払義務が生じるため、しかるべき手続きをおこなっていない場合、脱税に問われる可能性があります。
不動産を現金一括購入する際の諸費用
不動産を現金一括で購入する場合でも、家本体以外に諸費用がかかります。
●仲介手数料
●印紙代
●土地購入の際に必要な手付金(売買代金の5~20%程度)
●登記費用(8万円~14万円程度)
●設計費(総工事費の2~5%程度)
現金一括で支払う場合、家の本体価格以外にも、諸費用を支払うための資金を用意しておきましょう。
支払日までに、不動産会社に正確な支払金額を確認しておくのがもっとも確実です。
まとめ
今回は、不動産を一括購入するメリットや注意点、現金で購入する際の諸費用についてご紹介しました。
不動産の一括購入には多くのメリットがありますが、住宅ローンの控除が受けられないなどの注意点もあります。
不動産の一括購入をする場合には、不動産の価格だけでなく、諸費用の金額を確認することも大切です。
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